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区長 (Borough President, 非公式の略称はBP、またはスラングではbeep) は、ニューヨーク市の五つの行政区 (borough) の各区ごとに選挙で選ばれる公職である。現状の区長がニューヨーク市政府内で実際に持つ権限は小さいが、代わりに彼らは担当の行政区の重要な事案を調停する儀礼的な代表者として主に働く。 区長は、市長に対する助言、担当行政区の土地利用に関する意見、年間の自治体予算編成において区のニーズへの予算要求、地域委員の指名、区委員会 (Borough Board) の議長、および様々な市の委員会 (board and committee) の職務上のメンバーなどの職務を務める。彼らは担当行政区の市長機関(部局)、市議会、ニューヨーク州政府、公団および民間企業に対して区の支援者として働く。彼らに対する規則は''ニューヨーク市規則'' (en) の45編に記されている。 == 区長職の設立理由 == 1898年1月1日、ニューヨーク市にブルックリン区、クイーンズ区、マンハッタン区、ブロンクス区、リッチモンド区(現スタテンアイランド区)の五つの行政区が創設された。これ以前は、ニューヨーク市とニューヨーク郡の範囲は同じで、マンハッタン区とブロンクス区を合わせたものであった。五つの行政区が誕生した時点では、キングス郡がブルックリン区、ニューヨーク郡がマンハッタン区とブロンクス区、リッチモンド郡がリッチモンド区、クイーンズ郡がクイーンズ区とナッソー郡と同じ範囲となった。行政区の役割は郡のほとんどの役割を担うことを想定されたが、それらに取って代わるものとはならなかった〔New York. ''Laws of New York; 1897'', 120th Session, Chapter 378; Section 2; Page 2.〕。 区長職は、1898年のシティ・オブ・グレーター・ニューヨーク (en) の形成に伴って、憲章により創設された。後に記されたように、これはニューヨーク市の統合以降も“古い自治体への地元の誇りと愛着”を保つためであった。 1899年1月1日、クイーンズ郡が分割され、一番東の三つの町(総面積)はナッソー郡となった〔New York. ''Laws of New York; 1899'', 121st Session, Chapter 588; Section 1; Page 1336.〕。 1912年4月19日、ニューヨーク州議会 (en) はブロンクス郡をニューヨーク郡から分割した(この分割は1914年1月に有効となった)。こうして、ニューヨーク郡の範囲は現在のマンハッタン区の範囲と同一となった〔New York. ''Laws of New York; 1912'', 135th Session, Chapter 548; Section 1; Page 1352.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「区長 (ニューヨーク市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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